「若隆景の父や祖父はどんな力士だったの?」
「若隆景の父や祖父が現在どうしてるか知りたい」
大相撲で躍進を続けている若隆景。
2022年初場所では優勝争いを見せるなど技術面や精神面での強さに注目が集まっています。
そんな若隆景といえば父も祖父も元力士で、兄弟3人もみんな大相撲という相撲一家です。
特に祖父は小結まで昇った力士でした。
いったいどんな力士だったのかきになる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は若隆景の父や祖父の当時の成績や現在までを調査していきましょう。
若隆景の父も力士だった
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若隆景の父の名前は『大波政志』さんです。
昭和42年4月1日生まれで2022年は55歳ということになります。
元力士で四股名は『若信夫(わかしのぶ)』で、立田川部屋に所属していました。
初土俵は昭和57年3月で最終場所は昭和63年7月ということです。
6年4ヶ月の現役生活だったということですね。
最高位は幕下51枚目ということで、十両までは届かなかったようです。
生涯戦歴は127勝127敗12休と勝敗の数が全く一緒でした。
画像もあります。
大波三兄弟❤️
父は元幕下・若信夫
祖父は元小結・若葉山
お相撲一家✨✨✨
それにしても三兄弟の写真いいー☺️✨ pic.twitter.com/gRA7jyMXqM— まり (@xUO37zHqJqdWONw) November 24, 2020
若隆景と顔も似ていますよね。
若隆景の父の引退後は名古屋にあった『ちゃんこ若葉山』で板前として働きました。
そこの娘さんと1993年に結婚し、福島市に転居しています。
若葉山とは若隆景の祖父の四股名ですが、母方の祖父だったんですね。
若隆景の父の政志さんにとっては義父に当たります。
福島市では会社勤めをしていましたが、現在はちゃんこ屋を営んでいます。
店の名前はもちろん『ちゃんこ若葉山』です。
義父である若葉山が引退後に経営していたお店を復活させたということですね。
福島市で本格的なちゃんこが食べられるということで人気店になっているようです。
店内ではいつもテレビで相撲が流れていて、壁には相撲のポスターや手形付きのサインなどが飾られています。
そしてランチョンマットも力士の手形付きのサインが書かれているものが使われています。
「私の席は〇〇だ〜」とか楽しいですよね。
コースメニューは
- 大関コース
- 横綱コース
- 親方コース
と3種類あり全部試してみたいです。
名前が楽しいですよね。
福島に行く機会があったら立ち寄ってみたいですね。
2022年初場所の若隆景の活躍には「私が見ている限りでは明らかに上の地位を狙って頑張っているんだろうなとは思いますね。立派ですね」とコメントしています。
息子3人の活躍を誰よりも喜んでいることでしょうね。
若隆景の祖父は元小結の若葉山
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若隆景の祖父の本名は青山貞夫(元々は岩平貞夫だったが改名している)さんです。
1922年11月9日生まれで2001年1月17日に78歳で亡くなっています。
若隆景の祖父も力士で元小結です。
四股名は『若葉山』で時津風部屋に所属していました。
〝足取り名人〟小結 若葉山(大波のおじいさん) pic.twitter.com/sgCCK8ZWbr
— をゑん@幸せな結末☀︎ (@teragram_oen) June 7, 2016
かっこいいですね。
新弟子時代は稽古場でよく負けていたそうですが、そのおかげで強くなったそうです。
負けから学ぶと言いますからね。
序ノ口からは順調に上がっていき、1946年11月場所で十両に昇進します。
そしていきなり十両優勝を果たし、わずか1場所だけでこの地位を突破し翌場所から新入幕を果たしています。
ちなみに入幕までの四股名は当時本名であった『岩平』でした。
その理由は幼少期に行き別れた両親との再会を願ったからです。
本名で力士になり強くなることで自分の存在を知らせようとしたんですね。
しかし最後まで再会は叶いませんでした。
若葉山の祖父は身長が173cm、体重が94kgと大きくはない体格でしたが、多彩な技で相手を倒すのが得意だったようで、『足取り』は名人と言われていました。
1951年5月場所には当時の横綱2人から金星をとり殊勲賞を受賞し、小結への昇進が決まりました。
2人の横綱に勝つなんて凄いですね。
ただ翌場所では6勝9敗と負け越してしまい、1場所で平幕に戻ります。
引退まで三役に戻ることは叶いませんでした。
1961年に引退してから1987年の定年までは日本相撲協会に在籍して指導などをしてきました。
1989年に名古屋で『ちゃんこ若葉山』を開店させます。
そこで板前として働いていた若隆景の父である政志さんが娘さんと1993年に結婚したんですね。
1997年まで店を経営しましたが、閉店し娘夫婦のいる福島市に転居しています。
店をたたんだのは残念でしたが、義理の息子である若隆景の父である政志さんがしっかりと引き継いでくれて本当によかったですね。
若隆景の目標は祖父の最高位である『小結』になることだったそうです。
そして2021年7月に小結に昇進し目標を達成しています。
さらに2022年3月には関脇に昇進し祖父越えを果たしました。
インタビューでは「小結を目標にしてきた。その番付を超えられたのは大きいです」と話しています。
若隆景の祖父はすでに亡くなってしまっていますが、天国からこの活躍をしっかりとみているでしょうね。
若隆景の父や祖父まとめ
今回は若隆景の父や祖父についてお伝えしてきました。
若葉山の父と祖父はてっきり親子だと思っていたら、義理の親子だったんですね。
しかし祖父の経営していた『ちゃんこ若葉山』をしっかりと引き継いでいて、親子の絆を感じます。
これからも若隆景や兄2人の成長を見守ってくれることでしょうね。