高梨沙羅の失格は過去にもある?オリンピックでの過去の失格は?

「高梨沙羅の失格は過去にもあるの?」

「過去にオリンピックで失格になった人はいる?」

 

北京オリンピックのスキージャンプ混合団体は波乱の展開となり大きな話題となっています。

高梨沙羅選手の1回目の103mの大ジャンプが失格となり、涙を流す姿は見ていて心が辛いですよね。

オリンピックでしかスキージャンプを見ない方も多いと思いますが、気になるのは高梨沙羅の失格は過去にもあったのかということです。

 

さらに今回のオリンピックでは高梨沙羅選手以外にも4人の選手が失格になっています。

こんなに多くの失格者が出るものなのか、過去のオリンピックで失格になった選手はいるのかも知りたいところです。

そこで今回は高梨沙羅の失格は過去にもあったのか、オリンピックで失格になった選手などを調べていきます。

 

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高梨沙羅の失格は過去にもある?

高梨沙羅の失格は過去にも3回あったようです。

2017年8月のノルディックスキーGP

2017年8月17日にチェコで行われたノルディックスキーGPの予選で高梨沙羅選手は失格になりました。

原因は体重不足によるものです。

使用する板に対して体重が足らないとのことでした。

 

2018年12月のW杯

2018年12月1日にリレハンメルで行われたW杯でも高梨沙羅選手は失格になっています。

原因はスーツの規定違反でした。

この時は飛躍前の検査だったようです。

 

高梨沙羅選手のスーツの股下の長さが8ミリ短いとのことで失格になっています。

 

2021年2月のW杯

2021年2月5日にオーストリアのヒンツェンバッハで行われたW杯の予選1回目で91.5mでトップの得点を出しました。

その後スーツの規定違反によって失格となりました。

2回目で無事に予選通過したものの、本線でもトップの得点を叩き出したが、その後失格が宣告されています。

 

スーツや体重や板の長さなど、数ミリの違いで結果が大きく変わるスキージャンプという競技。

検査はかなり細かく、厳しいものだということがわかりました。

 

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高梨沙羅の失格の他にもオリンピックでの過去の失格は?

 

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オリンピックという大舞台で失格になってしまった高梨沙羅選手ですが、過去にもオリンピックで失格になった例はあるのでしょうか。

調べてみると、2006年に行われたトリノオリンピックで個人ノーマルヒル予選に出場した原田雅彦さんが失格になっています。

この失格はスキー板の長さ違反だったようです。

 

体重に比べてスキー板が長すぎるという判断をされました。

原田雅彦さんの場合はスキー靴とスーツを合わせて体重が61キロないといけなかったようで、終了後に計測したところ60.8キロでした。

わずか200gの差で予選通過を逃すという結果になってしまいました。

 

この時の原田雅彦さんのコメントは

「いわゆる失格です。私の初歩的なミスです。残念です」

と淡々と語ったようです。

 

今回総監督として北京の地で混合団体を見守っていた原田雅彦さん。

高梨沙羅選手の辛い思いを唯一リアルに理解できる方なのではないでしょうか。

 

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まとめ

今回は高梨沙羅選手の失格は過去にもあったのか、オリンピックで他にも失格になった過去はあるのかお伝えしてきました。

高梨沙羅選手の失格には過去に3回あったことがわかりました。

 

ただ、オリンピックの大舞台で遠いうのは今回の北京オリンピックが初めてなので、ショックは相当なものだったでしょうね。

4年に1度、しかも混合団体という仲間もいる中での失格に責任を感じてしまっているでしょう。

 

過去には原田雅彦さんがオリンピックの大舞台で失格になった例がありました。

今回総監督として北京に同行しています。

高梨沙羅選手の辛い気持ちを誰よりも理解できる人間として、どうかメンタルのケアをお願いしたいですね。