「松永大介の高校や中学はどこなの?」
「松永大介の競歩を始めたきっかけや学生時代の成績が知りたい」
2022年7月に開催される世界陸上の競歩35kmに日本代表として出場が決まっている松永大介選手。
富士通の陸上競技部に所属していて2016年のリオデジャネイロオリンピックでは日本人初の7位入賞を果たしています。
世界陸上でも期待できますよね。
そんな松永大介選手の学歴や、当時の成績など気になる方も多いのではないでしょうか。
競歩を始めたきっかけや大会での成績など知りたいですよね。
そこで今回は松永大介選手の学歴や当時の成績など調査していきましょう。
松永大介(競歩)の中学は?
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松永大介選手の中学は横浜市立浜中学校です。
松永大介選手は陸上部に所属していました。
当時は長距離の選手だったようです。
ただ松永大介選手の実力は県大会に出られるかどうかというレベルでした。
松永大介選手の中学校時代の陸上部顧問である戸崎光先生によると「正直、五輪に出場する選手になるなんて想像もできなかった」と言います。
松永大介選手は中学に入学時は背も低く線も細かったそうです。
1年生の頃、短距離では女子選手よりも遅かったといいます。
全国大会に出場する仲間もいる中、松永大介選手は市大会レベルで県大会には結局3年間で1度も出場できませんでした。
ただ「走ることが好きという気持ちはひしひしと伝わってきていた」と顧問の先生は振り返っています。
向上心が高くコツコツと練習を積み重ねて少しずつ記録を伸ばしていたそうです。
松永大介選手が3年生で出場した市の駅伝大会では100人中、区間一桁順位をとるまでになったそうです。
陸上部を引退する3年生に「陸上で進路を考えたい人は相談に乗る」と告げると真っ先に相談にきたのが松永大介選手だったそうです。
レベルは市大会レベルでしたが、陸上に真摯に向き合う姿を見てきた先生は松永大介選手に陸上の強豪校である横浜高校への進学を進めました。
戸崎光先生は高校に進学した後も大事なレースに駆けつけて応援してくれているそうです。
とてもいい関係ですよね。
まさに恩師です。
松永大介(競歩)の高校は?
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松永大介選手は横浜高校文理コースに進学します。
松永大介選手は高校1年から競歩を始めました。
きっかけは競歩のあの独特なクネクネした動きが自分の中で面白いと感じたからということです。
実際に初めてみると、あまりにもいろんな筋肉を使うことに驚いたといいます。
2年で国体少年男子5000m競歩で優勝します。
中学で県大会に出られなかったことを考えるとすごい飛躍ですよね。
ただ2年のインターハイ5000mでは失格になっています。
このレースは3000m付近で左足の靴が脱げてしまい片足靴下のまま歩き切ってトップでゴールしました。
しかしゴール後に両足が宙に浮く反則があったとして失格になってしまったそうです。
この日は8月で気温は35度を超えていたことからアスファルトは相当熱くなっていたといいます。
靴なしで歩いた松永大介選手の足の裏は火傷して水ぶくれになっていたそうです。
松永大介選手悔しさから号泣しました。
このレースから分かるように松永大介選手の根性と忍耐力は相当なもので、甲子園常連の野球部からも一目置かれる存在でした。
3年のインターハイ5000mでは優勝しリベンジを果たしています。
高校生日本記録も更新しました。
競歩に転向して本当によかったですね。
松永大介(競歩)の大学は?
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松永大介選手は東洋大学理工学部都市環境デザイン学科に進学します。
陸上を続けながら、勉強にも力を入れていました。
大学では環境のことを勉強しながら、未来に向けて構造物を建設するということを学んだそうです。
文武両道ということです。
松永大介選手は陸上部の寮での生活が始まりました。
1年生の頃は慣れない寮生活や学業と陸上の両立になかなか上手くいかないことが多かったと振り返っています。
そんな中、ターニングポイントになったのは大学1年生の12月に行われた記録会だったそうです。
ロンドンオリンピックで活躍した先輩の西塔拓己さんが持っていた世界ジュニアランキングトップの記録を松永大介選手が1分更新できたことで『世界で戦える』と意識し始めたといいます。
2014年の世界ジュニア選手権1万メートル競歩では優勝を果たします。
しかも大会新記録での優勝でした。
日本陸連新人賞を受賞しています。
さらに2016年全日本競歩能美大会で優勝しリオデジャネイロオリンピックの20km競歩の代表に選出されました。
結果は7位という日本人初の入賞という快挙でした。
タイムは1時間20分22秒です。
ちなみに全日本競歩能美大会は2016年・2017年・2018年すべて優勝し3連覇しています。
2017年には世界陸上の20km競歩の代表にも選ばれました。
大活躍の大学時代だったんですね。
卒業後は富士通に入社しています。
松永大介(競歩)の学歴まとめ
今回は松永大介選手の学歴や当時の成績、エピソードなどをお伝えしてきました。
中学時代は女子より遅かったという松永大介選手ですが、高校で競歩に出会ってから世界で戦える選手になったんですね。
失格にはなってしまいましたが火傷をしながらでもトップでゴールする根性は本当にすごいですね。
世界陸上ではぜひ表彰台の1番高いところにのぼってほしいです。
期待しましょう。