「川野将虎の高校や中学はどこなの?」
「川野将虎の学生時代の成績が知りたい」
世界陸上の35km競歩で日本代表に内定している川野将虎選手。
現在は旭化成に所属していて50km競歩では日本記録を所持しています。2020年の東京オリンピックにも出場していますし、世界陸上でのメダルも期待されています。
そんな川野将虎選手の学歴や当時の成績が知りたいという方も多いのではないでしょうか。
川野将虎選手が競歩を始めたきっかけや、大会での成績など気になりますよね。
そこで今回は川野将虎選手の高校や中学などの学歴や、当時の成績とエピソードなどを調査していきましょう。
川野将虎の中学は?
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川野将虎選手の中学は静岡県駿東郡にある小山町立須走中学校です。
元々陸上部かと思いきや、川野将虎選手は小学生時代に柔道をしていたそうです。
さらに中学では卓球部と駅伝部の両方に所属していました。
ただ、そこまで運動神経が良かったわけではなかったと父親が語っています。
川野将虎選手は卓球でも駅伝でも目立った活躍はありませんでした。
しかし練習は人一倍するタイプだったそうで絶対に手は抜かなない努力の人でした。
駅伝部では真面目故に倒れるまで走ったこともあったんだとか(笑)
コツコツ練習を重ねていく姿には感心したと父親が振り返っています。
元々真面目な性格なんですね。
この頃はまだ競歩はしていませんが、忍耐力はこの頃にしっかり身についたようです。
川野将虎の高校は?
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川野将虎選手の高校は静岡県立御殿場南高等学校です。
偏差値は56です。
川野将虎選手は中学で駅伝部にいた流れで、高校でも長距離をやろうと陸上部に所属します。
地区大会では1500mや5000mなどの種目で出場するつもりで練習していたそうです。
しかし1年の4月下旬、顧問をしていた先生が勝手に競歩の5000mでエントリーしてしまいました。
当時の顧問の先生は専門が競歩だったそうです。
先生には川野将虎選手が競歩にむいていると感じたのでしょうか。
練習不足のため結果は最下位になってしまいます。
しかし9人中の9位で別の1人の選手が失格になった結果、繰り上げで県大会に進むことが決まりました。
そこから猛練習を重ねフォームを改善したことでぐんぐんとタイムが伸びていったそうです。
県大会では8位に入賞できました。
もともと川野将虎選手は練習には手を抜かない選手でした。
当時の練習メニューにはアップダウンの激しい山道をほぼ毎日歩くというものや、週に1度35キロ歩くといったハードなものだったそうです。
川野将虎選手は嫌な顔ひとつせず淡々とこなしていたといいます。
結果が出たことで川野将虎選手はどんどん競歩に魅了されていきました。
2年生ではインターハイと国体でともに2位という成績を残しています。
さらに3年ではインターハイで3位、国体で2位と常に上位を取れる選手にまで成長しました。
そして全日本競歩輪島大会10キロでついに優勝し、神戸の10キロ大会でも優勝を果たします。
世界競歩チーム選手権のU-20の代表選手にも選ばれました。
大学4年生で行われる予定の2020年の東京オリンピックも視野に入ってきた中、川野将虎選手はオリンピック選手を多く輩出している大学に進みたいと考え始めました。
川野将虎選手は競歩でも伝統があり、『オリンピックに1番近い大学』と言われている東洋大学へ進学しています。
川野将虎の大学は?
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川野将虎選手の大学は東洋大学です。
2年生の時に出場した日本選手権で日本歴代2位の記録を出したことで一気に注目されるようになりました。
その後、怪我で2ヶ月練習できない日々を経験しました。
復帰戦の2019年3月に行われた日本学生20キロ競歩で学生新記録で見事優勝しています。
復帰戦でいきなり学生新記録とは凄すぎますね。
3年ではユニバーシアード夏季大会で銀メダルを獲得し、世界でも戦えることを見せてくれました。
さらに全日本50キロ競歩高畠大会では日本新記録(3時間36分45秒)を出して優勝し、念願の東京オリンピックの切符をつかんでいます。
1年延期となり、大学を卒業して旭化成の所属となってから行われた2021年の東京オリンピックではあまりの暑さに内臓がダメージを受けてしまいます。
41キロ付近で倒れてしまい、コース脇で嘔吐するアクシデントがありました。
それでも川野将虎選手は諦めず最後まで歩き続け、6位入賞を果たしています。
もしアクシデントがなければという悔しい思いはありますがそれでも6位入賞という結果は素晴らしいですよね。
50km競歩は東京オリンピックを最後に廃止され、35kmに変更されています。
世界陸上ではぜひ金メダルを獲得して欲しいですね。
川野将虎の学歴まとめ
今回は川野将虎選手の中学や高校、大学など学歴や当時の成績についてお伝えしてきました。
小中学校では柔道や卓球、駅伝などいろんなスポーツをやってきたんですね。
高校で顧問の先生に勝手に競歩にエントリーされたエピソードには驚きましたが、それが飛躍の始まりだったわけです。
自分に向いている競技に出会えるというのは本当に素晴らしいことですね。
世界選手権での活躍を期待しましょう。