「藤澤五月はスイープしないの?」
「藤澤五月がスイープしない理由はなぜ?」
北京オリンピックで活躍を見せるカーリングのロコソラーレ。
試合を見ていると藤澤五月選手だけスイープ(氷をゴシゴシする行為)しているところを見ないなと感じてる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストーンを投げるのは全員が順番にするのになぜ藤澤五月選手だけスイープしないのが疑問ですよね。
そこで今回は藤澤五月選手がスイープしない理由はなぜなのか解説していきます。
また藤澤五月選手がスイープするのはどういった場面なのでしょうか。
藤澤五月がスイープしない理由はなぜ?
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藤澤五月選手がスイープしない理由はスキップというポジションだからです。
カーリングは4人それぞれにポジションが決まっています。
今回の北京オリンピック代表のロコソラーレでいうとストーンを投げる順番に
リード: 吉田夕梨花
セカンド:鈴木夕湖
サード:吉田知那美
スキップ:藤澤五月
となっています。
スキップの役割は司令塔として、ストーンの投げる位置やスイープなどを指示します。
つまり自分がストーンを投げる時以外はハウスで指示をだすのです。
ちなみに試合中に藤澤五月選手だけアウターを着ているのもそれが理由です。
スイープはかなり激しい運動量で、かなり暑くなります。
したがってスイープをするスキップ以外のポジションの人は熱くなるので氷上でも半袖で試合をします。
スキップはほとんどスイープをすることがないので体は熱くなりません。
したがって藤澤五月選手だけずっとアウターを着たままなんですね。
藤澤五月がスイープする場面はない?
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スキップである藤澤五月選手がスイープをする場面というのはあります。
司令塔として自分がストーンを投げる時以外は常にハウスにいるスキップですが、スイープする場面は次の2つです。
- 味方のストーンの滑りが悪い時
- 相手チームのストーンを滑らせたい時
味方のストーンの滑りが極端に悪かった時などはスキップである藤澤五月選手がスイープと共にゴシゴシすることはあります。
ただ北京オリンピックでのロコソラーレのメンバーはストーンの成功率も高くスキップの藤澤五月選手がスイープに加わることはほとんどありません。
素晴らしいですね。
後は相手のストーンをより滑らせたい場合です。
相手のストーンをスイープできるのはティーライン(ハウスの真ん中にある横の線)を超えてからになります。
もともとスキップの藤澤五月選手はハウスにいるのでティーラインを超えた相手チームのストーンをスイープする姿はちょくちょく見ますね。
まとめ
今回は藤澤五月選手がスイープしない理由についてお伝えしてきました。
スキップという司令塔の役割であることが理由なんですね。
今回の北京オリンピックで藤澤五月選手はスイープをした時に首を寝違えたと発言したことも話題になりました(笑)
めったにスイープをしないので寝違えてしまったのかもしれませんね。